3日目 俺様ウサギ

ジョギング中に兎邸に呼び出されたぺロ、ゲームに付き合わされる

「ハッ!遅ぇな!」

得意のレーシングゲームで初心者相手に腕自慢するラパン。

しかし穏やかな犬は煽られても気にしない。

「むずかしいなぁコレ・・・」

 

 

「勝者は俺様だぜ!」

「ああ~!負けちゃった」

残念な事にクソ兎が勝ったらしい。

「次はアニマルハンターやるか?どうせオレ様の勝ちだがな。」

つくづく腹の立つ兎だ。頑張れぺロ!

 

「次は負けないぞー。エイ!!」

「!!!!」

 

「やった!」

今度はぺロが勝った模様。しかし負けず嫌いのラパンがおとなしくしている訳が無い

「・・・・・」

 

 


 

「なに負かしてくれてんだアーン?

「ええ!?」

とうとう因縁をつけ始めた!

困ったぺロがしどろもどろしていると

「何かやれ」

今度は無茶ぶり。

しかし優しいぺロは真剣に考え始めた

「ううーん・・」

 

一体何をするつもりなのだろう

 

 

考えあぐねた挙句、怪談話をする事にしたぺロ。

タイトルは「首の無いライダー」。

 

怯えるラパン。

俺様ウサギだが、実はオバケが最高に苦手なのだ!

 

話も終わりに近づき最後の締め。

「首のないライダーは今でもさまよっているんだって。

・・・今もラパンちゃんの後ろに・・

「×△■#$%&!!!!」

顔面蒼白のウサギ。生意気盛りのウサギにぺロのお灸は効いたようだ

 

 

 

・・・が。お灸が効きすぎて、かえってめんどくさい事になった。

自作のお祓いソングで気を紛らわすラパンに付き合わされるハメになったぺロ。哀れすぎる